子供に障害がある場合支給される手当一覧
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障害がある子供を扶養する場合、経済的支援のために国などから支給される手当がいくつかあります。
子供の年齢制限や障害の等級、扶養者の所得制限有無などの支給要件や支給金額を整理しました。(2020年7月時点の内容)
なお、ここで紹介する手当以外にも各市区町村で独自の手当がある場合もあるため、詳細はお住いの市区町村のサイトをご確認ください。
手当一覧
★ 特別児童扶養手当
受給者
扶養者 (障害者の父や母)
子供の年齢制限
20歳未満
所得制限
あり
支給額
1級:月額 52,500円
2級:月額 34,970円
厚生労働省サイト
https://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/jidou/huyou.html
★ 障害児福祉手当
受給者
障害者 (子供本人)
子供に対する支給となるため、子供名義の銀行口座が必要
子供の年齢制限
20歳未満
所得制限
あり
子供本人に対する所得制限もあるが、20歳未満の場合は所得が少ないケースが多いため、主には同居の扶養者に対する所得制限となる
支給額
月額 14,880円
厚生労働省サイト
https://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/jidou/hukushi.html
★ 特別障害者手当
受給者
障害者 (子供本人)
子供に対する支給となるため、子供名義の銀行口座が必要
子供の年齢制限
20歳〜終身
所得制限
あり
子供本人に対する所得制限と、子供の配偶者や同居の扶養者に対する所得制限がある
支給額
月額 27,350円
厚生労働省サイト
https://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/jidou/tokubetsu.html
こんなときは?
ケース1:障害のある子供の年齢が20歳未満の場合
特別児童扶養手当と障害児福祉手当の2つが受給できます。
受給金額は以下の通りです。(特別児童扶養手当1級の場合)
特別児童扶養手当は扶養者の銀行口座、障害児福祉手当は子供の銀行口座に振り込まれます。
52,500円+14,880円=月額 67,380円 (年額 808,560円)
たとえば0歳で障害認定されて20歳まで受給し続けた場合、トータルで約1600万円受給できます。
ちなみに、私は現在こちらのケースで受給しています。
ケース2:20歳より前から障害のある子供の年齢が20歳を超えた場合
特別障害者手当のみの受給になります。
受給金額は以下の通りです。
子供の銀行口座に振り込まれます。
月額 27,350円 (年額 328,200円)
たとえば20歳から80歳まで受給し続けた場合、トータルで約1900万円受給できます。
ケース1も含めて0歳から80歳まで受給し続けると、トータル約3500万円になります。
また、20歳以上の場合は上記手当に加えて障害年金も受給できる可能性があります。
障害年金については以下に記載しました。